ブログ・ニュース

ホーム »  スポーツ留学 »  【衝撃ニュース】米国大学サッカーリーグN A I Aからプレミアリーグ選手誕生!?

【衝撃ニュース】米国大学サッカーリーグN A I Aからプレミアリーグ選手誕生!?

2023.02.08 | カテゴリー, スポーツ留学

 
 
 

皆さん、こんにちは!

 

B H Iスタッフのユーダイです。😁

 
 

先日、アメリカの大学サッカー界に衝撃のニュースが飛び込んだ。

 

アメリカの大学サッカーリーグN A I A (National Association of Intercollegiate Athletics)を経て、

 

同大学サッカーリーグ N C A A (National Collegiate Athletic Association) でプレイしていた、

 

Nathan Opoku 選手がイングランドプレミアリーグの強豪『レスターシティー』との契約が発表されたのだ。

 
 

これはアメリカの大学サッカーにとって歴史的快挙であり、

 

カレッジ全体のレベルが向上していることを示してくれた

 

また、レスターシティーは2015―2016シーズンにリーグ優勝を成し遂げるなど、

 

2019年まで元日本代表の岡崎慎司選手が在籍していたことから日本人にも馴染み深いチームだろう。

 
 

また面白いことに、彼がN A I AでプレイしていたLinsey Wilson Collegeは、

 

私がN A I Aでプレイしていた頃の同カンファレンスで、常にしのぎを削るライバル校だった。

 
 

 
 

大学時代のライバル校からプレミアリーグへステップアップをする選手が誕生するなんて、

 

驚きが隠せないと同時にとても光栄なことだ。

 

早速なのだが、アメリカの大学スポーツリーグは主に下記の3つに分かれている。

 
 

 
 

今回は、各リーグの特徴とレベルについて説明していこうと思う。

 
 


 
 

N C A A

 
 

 
 

N C A Aはアメリカの大学スポーツ組織の中で最も有名で、
リーグ登録基準が厳しく定められている。

 

ディビジョンは、1部から3部 (D1/D2/D3)で構成されており、

 

1部リーグでは最大で全額奨学金が付与されることもある。

 

またディビジョンは、大学の強さで分けられているのではなく、

大学の規模により振り分けられるところはアメリカ特有だ。

 

N C A A  D1は、莫大な小売収入と ESPN などのメディアの予算に支えられているため、

 

170,000 人以上の学生アスリートにスポーツ奨学金を提供することができている。

 

D1の有名大学といえば、スタンフォード大学やU C L Aなどが上げられる。

 
 

N C A A D2はD1の大学より小規模な大学で構成されている。

 

D2大学はD1大学ほどの小売収入やテレビ放送がないため、

 

利用できるスポーツ奨学金は限られているが、D2大学も返済不要の奨学金システムが充実しており、

 

スポーツ奨学金と学業奨学金を組み合わせて提供されることがよくある。

 
 

N C A A D3は、レベルや予算の点で最も低くなるだろう。

 

D3の主な違いは、大学が提供するスポーツ奨学金がないことだ。

 

学生アスリートには、代わりに学業奨学金またはニーズに基づく援助を通じて、

 

授業料をサポートするための財政援助が提供されている。

 

また、D3の学生アスリートはD1 や D2 よりもスケジュールが厳しくなく、

 

学業と運動のバランスが重視されている。

 

常に世界大学ランキングのトップ層に入る、

カリフォルニア工科大学やマサチューセッツ工科大学はN C A A D3である。

 
 


 
 

N A I A

 
 

 
 

N A I A(National Association of Intercollegiate Athletics) は、

 

1937 年に設立された最も古い大学スポーツリーグであり、

 

業界全体の構造内で NCAA の 1 つ下の学術層に位置している。

 

NCAAほどの厳しい入部条件はないが、プレーを継続するために高い学力を維持する必要がある

 

またNAIAでも大型奨学金を得られるチャンスはあり、プロ選手やD1/D2に編入する学生も多くいる

 
 


 
 

NJCAA

 
 

 
 

NJCAA(The National Junior College Athletic Association)は、NCAAの二年制大学版だ。

 

二年制大学の特徴としては、4年制大学より入学基準が低く、授業料が安いことだろう。

 

そのため、留学生アスリートにはお勧めの大学リーグだ。

 

また多くの場合、最初の2年間でしっかりと結果を残し、

 

残りの 2 年を NAIA または NCAA D1/D2へ編入する学生アスリートがほとんどだ。

 
 

NCAA と同様に、NJCAA はコミュニティ カレッジの 3 つの部門で構成されている。

 

NJCAA D1は完全なスポーツ奨学金を提供でき、

 

D2は一部の授業料をカバーするために部分的な奨学金を提供できる。

 

D3は授業料やその他の費用に充てるスポーツ奨学金は提供されない。

 
 


 
 

皆さん、どうだろうか?

 

アメリカの大学スポーツは、計り知れない可能性を秘めている

 

Nathan Opoku 選手が証明してくれたように、

 

例えN A I Aからのスタートでも諦めるのはまだ早い。

 

まずは各大学リーグの特色を知り、自分に合った進学先を明確にすることが重要だろう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

また次回のブログでお会いしましょう!アディオス!

 
 

B H I スタッフ ユーダイ

 
 
 

BHI のメールマガジンに登録して頂くと、
アメリカや留学に関するお得な情報が受け取れます。