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知らなきゃ損。アメリカ大学スポーツ留学の魅力

2023.01.31 | カテゴリー, スポーツ留学

 
 

皆さん、お久しぶりです。

 

B H Iスタッフのユーダイです。✌️

 

本日は、私のサッカー留学経験を元にアメリカ大学スポーツ留学の魅力をお伝えしていければと思う。

 
 

まず初めに、『スポーツ留学』と聞いて、プロリーグに入ることを想像する方もいるのではないでしょうか?

 

しかし、ここでの定義のみならず、本来のスポーツ留学という意味にはふさわしくないと思っている。

 

多くの学生は競技に専念したいという理由から、

 

アメリカの大学より他国のセミプロリーグを志望する日本人選手がいるが、

 

実際に大学スポーツが盛んなアメリカでは大学生選手としてプレイする方が

 

競技に専念できる環境が整っていることを知っている日本人はそう多くない。

 

また余談にはなるが、現在サッカープレミアリーグで大活躍中の三苫選手は、高卒後、

川崎フロンターレへのトップチーム昇格が内定しているにも関わらず、筑波大学進学を決意。

 

  

筑波大学は言わずと知れた日本の大学スポーツ強豪校である。

 

筑波大学は、一足先にアメリカの大学スポーツのリーグ構成やスポーツテクノロジーを取り入れ、

日本の大学スポーツに革命を起こそうと奮闘している大学である。

 

三苫選手は、そこでドリブルについて研究し、素晴らしいコーチ・教授と4年間切磋琢磨できたからこそ、

人として成長でき、今の活躍があるのだと私は思う。

 

前置きが長くなってしまったが、早速、私の経験から感じたアメリカ大学スポーツ留学の魅力をお伝えしていく。

 
 


 
 

【返済不要の奨学金制度】

 
 

 
 

アメリカは、スポーツ先進国の名にふさわしく、

大学スポーツもプロスポーツに引けを取らないほど盛り上がる。

 

そのため、アメリカでは学生アスリートをサポートする返済不要の奨学金が豊富なのだ。

 

例えばサッカー部では、約30名部員がおり、その内の半分は何らかの奨学金をいただいている。

 

基本的に奨学金額は1年更新で、今シーズンのプレーが良くなかった場合は奨学金が剥奪される可能性もある。

 

一方で、奨学金を一切頂いていない選手でも今シーズンの活躍次第では、

来シーズンから奨学金をいただける可能性が大いにある

 

このように大学スポーツという枠だけにと止まらず、

プロ顔負けの内部システムがあるからこそ、良い選手が育つのだ。

 

またアメリカは、スポーツ産業の価値を知っているからこそ、

莫大な額を大学スポーツにも投資している

 

そのため、選手は練習環境から食事のサポート、

身体のケアまで全てにおいて最高なサポートを提供されている。

 
 


 
 

【文武両道】

 
 

 
 

アメリカの大学でスポーツをしている学生は、「学生アスリート」と呼ばれている。

 

それが何を意味しているのかというと、学生がアスリートの前に来ている=勉学ファーストという事だ。

 

アメリカの教育制度では、勉学とスポーツの両方が重要視されており、

 

大学リーグの規定上、どんなに優秀な選手でも成績が悪ければ、練習にすら参加できない

 

教育水準の高い環境の元で、「文武両道」できるからこそ、

 

プロになれなかったとしても、他の分野で活躍できる人材が多いと言われている。

 
 


 
 

【少人数『ロースター制度』】

 
 

 

 
 

アメリカの大学は、少人数ロースター制度のため、部活動に入るのはそう簡単ではない。

 

しかし、ロースターに入ることができれば、誰もが試合への出場を目指せるというわけだ。
 
サッカー部の場合、基本的にオフシーズン(2月〜5月) の間にトライアウトが行われ、

最終的に25名〜35名のメンバーに絞られる。

 

一度ロースターに入れば、卒業まで安心という訳では済まないのがアメリカ大学スポーツの面白い仕組みでもある。

 

例えば、昨シーズンのパフォーマンスがよくなければ、奨学金剥奪や戦力外通告を受けることもある。

 

パフォーマンス評価はスポーツの成績だけではなく、勉学や生活態度、

全てまとめて評価されるからこそ、学生アスリートは勉学もスポーツも全力で行う。

 

アメリカでは、選手に入部の決定権があるのではなく、

部活動のコーチが選手をスカウトしチームを構成していくという考えがある。

 

ではなぜ少人数制なのか?

 

一つ目の理由としては、予算上の問題がある。

 

その点では、アメリカの大学スポーツ部はプロ並みである。

 

大学により差異はあるが、例えばサッカー部の場合、

必要な用具(ユニフォーム、練習着、スパイク、バック、ジャージ等)

 

さらに遠征費、ホテル代、遠征時の食事代等、これら全て学校が負担し、選手が払う部費というものはない。

 

もう一つの理由は、コーチという職業が確立しているからだ。

 

コーチ=教員ではなく、コーチという職業を本業としており、

自分のチームの成績が自分の職やキャリアに直結するため、できるだけ良い選手を部に入れたがるのは当然のことだ。

 

選手選定において鍵となるのは、選手のパフォーマンス以外の要素も関連してくる。特に学業面である。

 

スポーツが盛んなアメリカでは『学業ファースト』と、各連盟の規定で定められているため、

 

 一定以上の成績を取っていないと、試合に出場停止の処置が下される。

 
 


 
 

【短期集中型の『シーズン制度』】

 
 

 
 

アメリカの大学スポーツはシーズン制を敷いており、

サッカーの公式戦のシーズンは秋学期(8月〜12月)に行われる。

 

全米トーナメントに出場できれば、12月下旬までシーズンが続くが、ほとんどの大学は11月でシーズンが終了し、

春学期(2月〜5月)のオフシーズンは、フィジカルトレーニングが主となる。

 

大学によっては、朝の6時からウエイトトレーニング、昼過ぎに走りのトレーニング、夜に練習と1日3部練の大学もある。

 

トレーニング時間は大体1時間から1時間半で質重視のトレーニングである。

 

6月〜8月にあたる夏の期間は、部活動は行われず、

大学リーグの規定でチームとしての活動をしてはいけないことになっており、

その間、選手達は大学連盟とは別の組織が主催しているサマーリーグに参加する。

 

このサマーリーグはプロへの登竜門と言われており、全米からトップクラスの大学生たちが集結する。

 

そのため、ファンやスカウトマンも大勢駆けつける有名なリーグだ。

 
 


 
 

皆さん、アメリカの大学スポーツ留学、どうだろうか?

 

上記で述べた意外にも多くの魅力がアメリカ大学スポーツ留学にはある。

 

次回は、アメリカ大学での奨学金獲得戦略についてお伝えしようと思う。

 

何か質問等あれば、こちらまでいつでもご連絡ください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

 

BHI スタッフ ユーダイ

 
 
 

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